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             川崎市からお越しのI様 
              車名:ジャガーXJS  
              施工内容:グラスコートストロンゲスト&ホイールコーティング&窓ガラス撥水&幌コーティング 
               
              1991年式のジャガーXJSのご入庫です。 
              なんて美しいスタイルなんでしょう・・・ウットリしてしまいます。車というのは、確かに生活必需品ではありますが、便利だけを追求してしまいますと、味気なくなってしまいます。でも、こういうスタイルのお車に出会うと、子供の頃に憧れていた、車への想いがヒシヒシと蘇ってきます。 
               
               
               
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                ご入庫時の画像です。 
                パッと見は1991年式には見えないくらい程度は良いお車です。   
                 
                  
             
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              でも、ボンネットを近くから、よーく見てみると・・・・ 
               
              塗装上には雨シミと小傷が多数ある状態でした。 
              また、雨シミと小傷以外に、塗装自体の経年劣化による酸化で、 
              ワインレッドカラーがくすんでいる色になっていました。  
              
              
                
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                まずは、施工前の上記ボンネット中央部の光沢度を測定。「87」でした。 
                 
                この光沢度の数値というのは、絶対的なものではなく、色の種類などによって 
                反射が変わりますので、 相対的なものとして判断するべきだと思います。 
                 
                 
                光沢計については【こちらをクリック。光沢計での計測】 
                 
                 
                 
                  
             
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              ボンネットの下地処理後です。年式が古いオリジナルの塗装でしたので、 
              膜厚に注意しながら施工いたしました。 
               
              下記画像は、ボンネット下地処理・脱脂後の光沢度です。 
               
              「87」→「95」へアップです。もちろん目で見てもその輝きはかなりの違いです。 
              
              
                
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              こちらは、トランク部分の施工前の光沢度です。 
              ボンネットと同じく施工前は「87」でした。 
              
                
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              下記画像はトランク部分の下地処理・脱脂後の光沢度測定です。 
               
              なんと、「87」→「101」に大幅アップです!! 
              
              古いお車なので、塗装の下地処理には非常に気を使いながら施工いたしました。 
               
              ボディの状態に応じて、ポリッシャーやコンパウンド、バフなどを数種類、使い分けることで、 
              ここまでのクオリティに仕上げることが出来ます。 
               
              ただ、磨きまくるだけでは、ダメなんですよ。  
              
              
                
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              これは、膜厚計です。当ショップでは、塗装の膜厚を計測することで、 
              下地処理を効率よく、リスクを回避しながら行うことが出来ます。 
               
              車の塗装の膜厚というのは、パネル毎で違います。また、事故などで修復していると、 
              膜厚計を使うことで一発でその部分を見つけることが出来ます。 
               
              コーティングの下地処理(磨き)技術というのは、何百台・何千台のお車の施工経験によって、 
              蓄積されていくものです。でも、その知識・知恵というのは、人間が持つものですので、 
              絶対ではありません。ベテランの職人であっても、自分の技量を過信してはいけません。 
               
              そういう意味で、グラスコートジャパン川崎店では、経験だけでなく、 
              計測器を使用することで、より高度な施工が出来るようにしております。 
               
              下記画像は、施工前のフェンダーパネルの塗装膜厚です。 
              「80.4μm」ありました。 
              
              
                
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              下記画像は、下地処理・脱脂後の塗装膜厚です。 
              「78.8μm」でした。 
               
              下地処理によって、「1.6μm」塗装を磨いたことになります。 
              
              特に今回のような古いお車の塗装では、いろいろな部分で補修・修理が 
              行われている可能性がありますので、パネル毎にしっかりと膜厚を計測することで、 
              トラブルを未然に防ぐことが出来、ハイクオリティなボディに仕上げる事が出来ます。  
              
              今までの経験による勘だけではなく、塗装の膜厚をしっかりと測定する事で、  
              両者が融合され、より高度な下地処理を行うことが出来るようになりました。
              
              
                
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              ここからは、下地処理・コーティング完了後のお車です。 
               
              ご入庫時に比べて、明らかにボディの艶と輝きが変わりました。  
               
              大人の雰囲気満載のジャガーに大変身です。素敵に仕上がりましたね。  
               
             
            
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              お引渡し時には、お客様には大変喜んで頂く事が出来ました。 
              早速、ドライブに行かれたようです。お客様に喜んで頂く事が 
              この仕事の醍醐味でもあります。 
               
              今後は、洗車の基本を守って頂ければ、長期間にわたり、 
              この艶と輝きが 維持できると思います。 
               
              この度は、ご用命ありがとうございました。 
                
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